旅行

青春18きっぷの旅その6

さて旅も佳境、この章で最終回となります。拙文ではありますがどうぞお付き合いくださいませ。

◎5日目 小倉 猛暑と疲労

 今までより遅めに起床、ホテルを出たが、やはり朝にもかからわずうだるような暑さ。そのせいか今までの疲労がどっと押し寄せてきた。本当は小倉競馬場訪問などやりたいことがあったのだが、博多移動を優先することにした。

◎小倉⇒博多 ラーメン目指したのだが・・・

 モノレールで小倉駅へ移動、当駅で青春18きっぷ最後の判を押してもらった。

 思ったより長い道のりを経て博多駅到着。ラーメンを求めて以前訪れた際の記憶を頼りに地下街を歩くものの暖簾は見つからず、他のところで食べることとした。

◎福岡市地下鉄七隈線・空港線 中途半端に地下鉄巡り・そしてラーメン

 福岡市営地下鉄も以前訪れた際に利用したのだが、印象に残っているのはシンボルマーク。地域の特色がよくわかるものとなっていて、これを巡るのも一興。

 時間の都合から貝塚線は諦め、空港線の姪浜側と七隈線走破を当日の目標とした。然しながら往復したりすることもあり一日乗車券を利用することにした。

 まず空港線で姪浜に到着。駅前でラーメンは食えないかと散策するも近くには無く、そそくさと折り返しの電車に乗った。

 七隈線への乗換駅、天神で再びラーメン捜索。駅前を汗をぬぐいながらグルグル周り回ってようやくラーメンに出会えた。

 からし高菜とのコンビはやはりうまかった。

 その後七隈線を往復した後、博多駅へ。

◎博多駅前 ゴーゴーカレーとネカフェ

 一度体験したかったこともあり、疲れを押してネカフェ一泊を決行することにした。一泊出来るプランを利用できるまで時間があったため、旅最後の晩餐を近くの店で摂ることにした。

 そこで見つけたのがゴーゴーカレー。金沢カレーをウリとするチェーン店。博多へ来て金沢カレーとはこれ如何に、と言う話かもしれないが、北海道には無いドロッと濃厚、それでいて豪快なカレーを食べておこうと思い、口へかき込んだ。

 そしていざネカフェへ入店。横になれる部屋をゲットできたが、完全個室ではないのと、喫煙スペースから煙が少し漏れてくる場所で微妙。それでも今までの疲れからか、あまりゲームもせずに寝入ってしまった。

◎6日目 ネカフェ 遅刻

 硬い座敷席で寝た為か目覚めは悪かった。然しながら意外と寝れるものだと自分に関心しながら時間を確認すると20分オーバーしていた。やらかした…。

 延長料金を払い、ネカフェを後にした。

◎地下鉄 博多⇒福岡空港 余裕をもって

 朝の博多駅前を歩きながら、ネカフェで出そびれた分、空港には余裕を持って行こうと思った。そこでかなり早めに地下鉄駅に赴いた。空港まではわずか2駅。空港から中心部へのアクセスは全国トップクラスなのは間違いない。

◎飛行機 何気に最大の危機…

 空港に早めに着いたはいいものの物販が開いてないような時間だった。そんな中モーニングをやっているレストランを発見。少し値は張ったものの優雅なひと時。

 そして手荷物検査を済ませ、機内入場まで待合所で腰を下ろし待つことにした…。

 いつの間にか少し微睡んでしまった。ハッと気づいてさて搭乗口に行こうとしたその時、時計が示す時刻は出発時間1分前。

 ここにきて最大のやらかし。慌ててゲートに行くと名前の確認をされてしまった。どうやら微睡んでるときに呼び出されていたらしい…。しかし何とか間に合い(?)座席に座った。

 ペナルティも覚悟していたが、後日に至って特に無かった。周りの方々、クルーに申し訳なくて、いざフライトが始まっても落ち着かず、疲れているのに終始目は冴えてしまい余計に疲れてしまったのだった。

◎帰還 新千歳空港⇒札幌

 2度大きな危機がありながらも何だかんだで新千歳に戻ってきた。如何せん恐ろしく暑いところにずっといた為か、夏日の気温でも妙に涼しく感じられた。

 乗りなれた快速で我が家へ。利用客が多く、ずっと立つことになった。

 窓の外を過ぎ去る見慣れた景色を眺めながら、心の内は現実に戻らされたような妙な喪失感と、旅を達成した充実感がないまぜになっていた、旅はここに終わったのでした。

◎大雑把に総括

 大雑把に計画した割には、するすると予定以上にうまいこと移動できたと思いました。何とかなるものです。しかしながら、天候が悪くなる時の対策を深く考えていなかったり、切符紛失やフライト逃しの危機など反省点もありましたので、今後の参考にしていきたいと思います。

 また、旅というものは、やっているうちが面白く、いざ帰ってみると現実に打ちひしがれてメランコリー…なのだなと実感しました。色々余裕があるうちはいいのですが、ギリギリだと鬱々した感覚が中々抜けない。まして足を止めて観光をすることが出雲くらいでしかできなかったし、それでも十分とは言い難かった。今度は、より地域の観光を意識してゆったりした旅程を組み立てたいものです。

 …色々感じるところはありました。でも、またどこかにフラっと足を延ばしたい。非日常に身を投じたい。そう思います。

 本旅程のメモは以上となります。最後まで読んでくださった方がもしいらっしゃいましたら、投稿が遅れて申し訳ありませんでした。そしてありがとうございました。

青春18きっぷの旅その5

かなり間隔が空いてしまいました。忘れてしまわれた方が大半かと思いますので、これまでの日程については旅1~4をご拝読いただけますと幸いです。

とまぁ、これ以上延ばしたら記憶があいまいになりそうなので、そろそろ〆ようと思う次第です。又、これよりダイヤは割愛します、あしからず。

◎4日目 朝 素敵な朝食

7時過ぎ起床。髪を整えた後、朝食を摂りに行くと、フロントとの齟齬で自分の朝食時間が大分後になっていたらしい。困ったなと思ったが、御厚意によりすぐ食べさせてもらえた。


(素晴らしき朝食)

惣菜メインのいかにも健康的な朝食。宍道湖名物のシジミの味噌汁も美味。

奥のコップはあごだし。トビウオのことを山陰九州ではアゴというらしい。初めて知った。お吸い物に近い旨味のようでどこか違う、不思議な味だった。

食べ終わり、支度を済ませて足早に旅館を後にした。外は快晴。これからがとても楽しみになる、そんな空だった。

◎玉造温泉⇒松江~松江しんじ湖温泉 いざ一畑電車へ

朝でもうだるような暑さに襲われながら、最寄りの玉造温泉駅目指して、キャリーケース1つ曳きながらひた進む。

道中、山の裾野に水田、瓦屋根の家がちらほら、といった風景が一帯に広がっていた。

米は実りの季節。折しも台風が被害を与え続けていた頃だったこともあり、このまま無事に収穫されることを祈りつつ、歩を進めた。

(豊穣の稲穂と伯耆・出雲の山々)

思った以上に観光客が待っていた駅内。汗をぬぐいながら電車に乗り、程なくして松江に到着した。

実は山陰を旅のメインに据えていた。関西や九州をメインにするより面白いかもしれないと思ったためだ。その目玉は一畑電車と出雲大社。一畑電車は島根にある私鉄で、宍道湖と出雲の山々を望む風光明媚な路線であり、出雲大社へのアクセスとしても重要な路線。山陰に行った際には、出雲大社参詣に併せて乗ろうと決めていたため、自然と予定は決まっていった。

松江駅から一畑電車の始発駅、松江しんじ湖温泉駅までのバスの途上、松江城を望む。遠目であり、中々シャッターチャンスは来ず無念。今度来る際はもっとゆっくり沢山の名勝を訪れたいと思った。

(←遠目から。→近影。木が…)

◎一畑電車 松江しんじ湖温泉⇒川跡⇒出雲大社前 大社参詣

さて、松江しんじ湖温泉に着いた訳だが、ダイヤが思った以上にスカスカ。事前調べをあまりしなかったツケが来てしまった。でもそんな行き当たりばったりなのが好きだったりする。寝ぼけまなこをこすりながら次の電車を待つ。

一畑電車。100年を越える長い歴史があり、早くから電化された由緒ある地方私鉄である。数年前に映画のロケも行われ、その際に最古級の電車、デハ二50型が動いた。現在、残存するデハ二50型2両は雲州平田駅と出雲大社前駅に1両ずつ保存されている。これを観覧することも目的の一つ。

電車が来たと思ったら、自転車を乗り入れる家族連れが。全国でも珍しい、自転車をそのまま乗り入れられるようになっているのだ。見慣れない光景に驚いている間に、ドアは閉まり、ゆったりと電車は進みはじめた。


↑こちらは新型車両。デハ二50型ではありません

宍道湖を望みながら、山肌を縫うように単線は続いていた。私にとって本州の景色全てが風光明媚。しかしここにきて眠気が限界に達し、少し寝入ってしまった。…気づいたら1駅チェックし忘れていた。戻る訳にも行かずガッカリしたが、それでも又来る理由が出来たと好意的に思うことにした。

大社に行くには一度川跡駅でワンマンディーゼルカーに乗り換えねばならない。そこで出会ったのがしまねっこ列車。ゆるキャラと記念撮影出来たりする車両。まぁそんな自撮り写真を撮る勇気は無く、淡々と大社に向かうのだった。

出雲大社前駅。そこでデハ二50型がお出迎え。帰りのダイヤを確認後、駅舎を出て車両見学へ。

↑外観。歴史を感じる佇まい

↑運転台

↑車内

↑案内。奥にあるのがしまねっこ列車

映画撮影用に改修した後の姿とはいえ、これが90年以上前から走った老列車。何とも言えないノスタルジーにしばし感動。

さて車内見学を終え大社に向かう訳だが、そこを襲うはうだるような暑さ。さらに只管上り坂。ここ数日の旅の疲れと共に足取りもどんどん重くなるが、参らずに帰れない。キャリーケースを手持ちにして、道を進む。そして眼前に現れた荘厳な社。一寸の身震いの後、手を清め、一つ願いを込めて拝礼。写真1つ撮って後にした。帰路、元祖横綱・野見宿禰神社を見学。

↑晴天にも恵まれた参拝。しかしながら暑い暑い…。

◎出雲大社前⇒川跡⇒電鉄出雲市 大社を後に目指すは

大社を後に、少しお土産を買った後、再び一畑電車へ。

汗がとても気になったが、もうしょうがないと割り切っていた。この後の予定を考えながら、程なくして出雲市駅へ到着。

◎出雲市⇒益田 快調連絡、山と海

駅舎で火照った体を冷ましながら快速待ち。程なくして列車到着、益田へ一路歩を進める。

流石に快速、電化区間は過ぎるも快調に山陰の海岸線を進み、益田到着。ここで足を止めるかどうか迷った挙句、出した答えは旅続行。そして乗る列車は山陰本線下関行。唯一にして最終の直通列車である。

◎益田⇒下関 長大ワンマン列車で悲喜こもごも


↑益田駅。レトロな感じがgood。

いざ意を決して乗り込んだ益田から唯一の下関行。

日が傾いていたこともあり期待していた車窓の景色。沈みゆく太陽に黄泉を連想した古代の人々の気持ち…。それを拝むことができた。

…感傷に浸りながら鞄を探る中、とんでもないトラブル発生。

切符がない!

しまっていたところに無い。座席の下など探すも見つからず、周りの人もおらず軽く絶望した。おろおろするばかりで挙動不審に。

益田駅の改札は通っていた。だからホーム構内のどこかで落としちゃったのか…。

一つ、また一つ駅を過ぎていく。空もどんどん黒に染まっていく。焦燥感、諦め、さまざまな感情が入り乱れて混乱する。

切符はそれまで命同然であった。それだけに大切にしまっていたはずだったのに…。あきらめきれず、ワンマンの座席が手で持ち上げられることを知っていた為グイと上げてみるとそこに・・・

切符、ありました。

胸をなでおろし、挙動不審さはここにおさまったのでした…。気づいたら夜はとっくに更け、長門市を過ぎ、一路長州の山中に列車はひた進んでいたのだった。

◎下関⇒小倉 若干の不安

下関に入るとやはり都会に来た感はある。段々町は明るくなり、2時間半にも及ぶ片道列車、ついに到着。もう22時過ぎ。

乗り換えはホーム跨ぎで時間が無く、走って小倉行に乗車。

周りはぐったりした会社員か酔っ払いといった感じ。不安で眠気がどこかに行ってしまった。トンネルをくぐり、程なく小倉に到着。ついに九州上陸である。

◎小倉 ゲストハウスとラーメン

小倉駅でタクシーを捕まえ、宿の場所へ行く。しかしその途上はどう見ても歓楽街。若干北九州の黒い部分に足を踏み入れながらも、コンビニが見えると何故かほっとした。その傍にゲストハウスはあった。

益田下関間で無駄に疲れた為か体は飯と休息を同時に欲していた。宿のロビーは外国語が飛び交っていて交われる気がしなかったため、大学時代一度来て以来のラーメンを食べることにした。


↑ザ・とんこつ。

珍しく、替え玉制ではなく大盛制のお店で、当然(?)大盛を頂いた。久々の塩辛いスープに硬い細麺。腹に沁みた。…うまかった。

その後はゲストハウスに戻り、一っ風呂浴びた後床に就いた。

その6(最終回)に続く…

青春18きっぷの旅その4

※更新が遅れました。やる気の回復にまだ時間がかかっております。あしからず。

◎3日目 早朝 二日酔い

私の飲んだ後の朝というものは大概早い。どうも脳が気分が悪いから起きとけと命令しているようなのだ。つまりトイレとお友達になっとけということだ。

案の定、コンビニで買った飲み物で紛らわそうとしてもそんな効果が見られず、トイレに行っておいた。汚れが無いよう確認した後でシャワーを浴び、支度。この時、台風が近づいてきていた。進路からして、なるたけ早く関西・山陽から退避したいところだった。或る意味、悪酔いで早起きしたのは良かったのかもしれない。…いやそんなことはない。加減を忘れるとすぐこうなるから困る。胃のことも考え、コンビニで飲み物だけ購入。朝飯は食えるか分からないけどパンを買った。

◎大阪7:08⇒姫路8:47 出発

予定では福知山から山陰本線を通ろうと画策していたが、どうにもダイヤがキツイ。しかし、昨日友人が伯備線で行かないの?という一言にハッとさせられた。そうか、そこが復活しているなら鳥取に行きやすいか。

西日本豪雨から早めに回復していた伯備線を頼りにすべく、二日酔いを引き摺りながら人でごった返す新快速に乗った。

流石に早い。パンを食べている間に兵庫県に入り、明石海峡大橋・瀬戸内を望みながら姫路に到着。

◎姫路9:11⇒相生9:30 細かな乗り換え

相生で降りるのには理由がある。相生駅から岡山駅まで向かうルートが二つあるためだ。若干山側に移る山陽本線と、赤穂市等比較的海沿いを通る赤穂線である。どちらのダイヤも微妙。今回の接続は山陽ル―トが良いということで、このまま乗っていると侵入する赤穂線に行かないよう、相生駅で降りることとした。

◎相生9:32⇒岡山10:38 駅弁品定め

良接続で岡山行きに乗り換え、引き続き山陽本線を辿る。電車は真っ黄色。好きな人には申し訳ないが、黄単色は流石に…と思う()。車窓は、徐々に内陸に行くこともあり、夏の田園風景、山、森が広がる。本年は西日本豪雨があり、少なからず被害が見えるのかと思っていたが、溢れた地点はまた別であったためか被害の様子はほぼ見られなかった。

昼飯を何にしようかと思案しながら岡山到着。しばしの休憩がてら、駅の売店に並ぶ駅弁を眺めた。どれもビビッと来て中々選べないけれども腹を括らねば電車に遅れてしまう。

チョイスしたのはあなご飯。列車内で頂くことにした。

◎岡山11:15⇒新見12:46 日本の夏、再発見

暫く待つと電車がやってきた。銀車体で割と普通。

倉敷を過ぎると一路北へ、山へ向かっていく。その最中、駅弁開封。

実に旨そう。一口、やはり旨い。さっぱりした穴子には濃いめのタレがよく合う。

高梁川を横に淡々と走っていく。その景色は壮観。川辺にはちらほら民家があるが、これも北海道ではあまり見られない。本州の景色はやはり新鮮である。

雲が多くなってきた気もしたが、まだ雨には降られないまま、新見に到着。

ホームで次の列車を待つのだが、そこで見たのは…。

雲からのぞく青空。緑が美しい山林。蝉の声。そして、瓦屋根の民家。

これが日本の夏なんだな。感慨無量。

◎新見13:24⇒米子15:14 雲から逃げるように

まだ青空は見えているが風が強くなってきた。台風の近づきを感じつつ、米子行き電車に乗車。列車はまた黄色い奴。

いよいよ山越えということで、トンネルを挟みながら山肌を縫うように進む。視界が開けたら鳥取INの合図。程なくして米子到着。

◎米子⇔境港 幻想的な雲と夕日・鬼太郎ワールド

チェックインまで少し間があったため、せっかくだから境港まで行ってみよう、ということで、通学生や観光客に紛れ、鬼太郎列車乗車。境線は駅ごとに妖怪が当てられていて、アナウンスも鬼太郎たちが担当。いかにも水木しげるワールドである。

(実はこれが旅程で初めての)気動車に揺られながら列車は進む。いよいよ雲行きも怪しくなりつつあったが、降られないまま境港到着。思ったより片道に時間がかかるため、見られるものは限られたが、壁面アートや水木先生像、目玉おやじ電灯などで雰囲気を感じることは出来た。

帰路、一面雲とそこから覗く夕日が不思議。なぜ雨が降っていないのか不思議なくらいだった。

◎米子17:45⇒松江18:14 足早に

米子に戻ってみると後続列車は限られていた。さらに台風接近によりダイヤが短縮されうるとのことだったので、足早な移動を決意。少しの待ち時間で晩飯を探す。

選んだのは鯖寿司。以前某バラエティ番組で紹介されてたものらしい。味は折り紙付き…楽しみが増えた。

松江到着後、バスにて玉造温泉IN。今日の宿へ向かった。

◎玉造温泉 美肌の湯

宿に到着。玉造温泉の旅館は基本高額(一泊2万円台が相場)なのだが、ベットのみ個室を用意している宿を発見、即予約したところだった。

流石に疲労がたまっており、ベッドにもたれかかった瞬間寝てしまった。しばらくして寝ぼけていると、三味線の撥と歌が聞こえた。宿の説明にあった民謡なのだろうか。とてもいい雰囲気。しかしながら、浴衣にも着替えぬままパン1で寝そべっていた私に着替える気力は残されておらず、ぐったりしながら明日の計画を練っていた。

寝たことで少し力も抜け、風呂と飯にすることにした。まず風呂だが、玉造温泉というのは風土記にも記載がある日本最古クラスの温泉郷らしい。泉質はツルツルになる系。確かにあがった後で肌を指でなぞると以前よりツルツルしていた。その後、部屋に戻り水を飲みながら鯖寿司開封。評価に違わぬ絶品駅弁だった。満足感MAXのまま、再び床に就いたのだった。

その5に続く…。

青春18きっぷの旅その3

◎2日目 新橋6:56⇒小田原8:14 行き当たりばったりでもいいじゃない

早朝、比較的寝ざめは良かった。カプセルホテルということもあり鼾はそこかしこから聞こえてくる中、起こさないように静かに洗面台でひげを剃り、用を済ませてからホテルを出た…と同時にくる熱気。朝でコレか。ただ人気のない新橋も珍しいのかもしれない。昨晩は仕事帰りや観光客であふれていた町の静かなこと。早朝っていいな。

そんなこんなで新橋駅に着き、駅員さんに切符を見せると何やら戸惑っている。割と日が浅い人だったのかスタンプを上手く押せていないのだ。慣れないのも当たり前だ。自動改札か外国人対応が主だろうからスタンプなんて押す機会ほぼないだろうから。仕方ないな、と先輩っぽい女性がしっかり押してくれた。新橋とかいう都心からスタートかましてすみませんでした!

乗る電車は小田原行。本当は1本後、熱海行の予定だったが、小田原着いたらすぐ熱海行きにスイッチ出来るようでこっちの方が早いっぽい。行き当たりばったりで計画を変えていくのも旅の醍醐味だと思うのだ。ただテキトーなだけかもしれないけど。駅コンビニで買ったパンを食いながら電車を待つと、会社員、学生で溢れたそれがやってきた。予想より人は少なく感じたので問題なし。少し立つ時間はあったものの品川からすぐ座ることが出来たので、時間帯の割りに楽出来たと思う。

特に横浜以降は箱根駅伝で聞く町の駅が続く。戸塚とか平塚とか二宮とか。山に入ったり海が見えたり、新幹線ではゆっくり味わえなかった景色を堪能した。

◎小田原8:17⇒熱海8:40 真夏の太平洋

小田原着すぐに熱海行き乗り換え。とりあえず写真を撮って即乗車。かつてはミカン色列車が走っていたはず…帯にその名残がある。

熱海に向かう途中、まぶしいくらい輝く海。これも新幹線ではゆっくり見れない。一度どこかで降りたい気持ちもあったが歩を進めることが先決。今度回る時は根府川あたりで降りてみたい。

そんなこんなで崖沿い、トンネルが増えていき、抜けた先に熱海はあった。本当ならゆっくり泊まりたいけど今回の旅は強行軍。止まっている暇は無し。

◎熱海8:47⇒沼津9:06 束の間の2人掛け

熱海で降りて、毎度おなじみうだるような暑さの中しばし後続列車を待つと、オール2人掛けの列車が唐突に現れた。何かの間違いでは?と思ったものの行先は沼津、合っている。

「座れる・・・!」

この感情のみ沸いた。立つのは辛いし、しょうがないね。しかし熱海から沼津はあっという間に着いてしまう。乗り換え乗り換え。

◎沼津9:10⇒静岡10:06 夏富士

どうもこの時期は出かける人が多いようで、案の定椅子に座ることは許されなかった。しかし立っていると気軽に写真を撮れる。ドア傍から機会を伺っていると、それは現れた。

雪をかぶっていない富士山。初めて見た。


その存在感に圧倒、感動しながらシャッターチャンスをうかがうものの、工場や鉄橋のアーチがそれを阻む。そんな中でも何とか数枚パチリと取れた。夏の思い出がまた一つ。

◎静岡10:21⇒浜松11:32 立ち乗車が続く

静岡では数分待つ。暑い。

そんな中昼飯のことを考えていた。静岡といえば、さわやか(個人差あり)。どこか駅近くに構えているところはないかなと探したものの、静岡も浜松も駅から遠いところにしかない…。さわやかはまた今度、大垣で食べることにした。

それにしても静岡も横に長い県である。電車で軽快に進んでいるはずなのだが、この浜松行も、静岡県のみ。列車本数が少なめの割りに人は多くまたしても立ち乗車。疲れてきた。

◎浜松11:45⇒豊橋12:18 静岡通過

浜松でもしばし待ち。ホームに刺す日差しが痛い。それでも我慢して前で待ち、椅子にありつくことに成功した。浜名湖を過ぎ、少しずつ内陸に舵を切る電車。太平洋とはこれでお別れかな。

次の列車で寝ると決めて、豊橋到着。

◎豊橋12:20⇒大垣13:47 快速万歳・休眠タイム

ここで旅2度目の快速。ガンガン飛ばしていく中、しばし仮眠。列車の中は空調が効いているとはいえ、立ちが続くとしんどいものがある。今寝ないと、関西だと立ちそうだし、ここが
ベストなのだ。

気づいたら名古屋近くを走行。アイテムで駅を拾い、都会から川を挟んで山地帯に変わる景色をぼんやり眺めていた。

◎大垣14:41⇒米原15:16 関ケ原に思いを馳せ

大垣でしばしの待ち。と言う訳でご飯を食べることに。安く済ませたいなと思い、改札内でも食べられる駅そばで昼セット注文。ざるそば+カレー。蕎麦屋のカレーってよくわからないけどおいしい。

調べると分かるが、大垣ー米原間は東海道本線でもかなり本数が少ない。とはいえ1時間に1本はあるからまだ大丈夫。ちょうど昼を頂く時間ももらえたから問題ない。山が近い田園地帯を縫うように進み、関ケ原駅。

降りたわけではないが、ここが昔天下分け目の一戦があった場所か、今じゃ山に田んぼだな…と思いを馳せた。駅近くにあった看板には「西軍」小早川秀秋。キーマンが西に一応分類されていたことに、結果を知っているからこそ寂しさを覚えた。三成の無念は如何程か。

そんなこんなで電車は進む。各駅停車、のんびり米原到着。

◎米原15:17⇒大阪16:42⇒本町 天下の台所は暑すぎた

ドアが開くと同時に走る人。何事かと思ったら降りた電車の向かいに快速。しかもあと1分で発車ときた。

乗るしかない。

始発駅だからまだ座れたが折り畳み式の部分。混んだら立たねばってところ。しばし休憩、と腰を下ろした。

流石の快速。新快速はもっと速いかもしれないがガンガン飛ばしていく。あっという間に彦根、大津と過ぎていく。その間に混んできたため席を立ったところに老夫婦。座っててええで、と関西弁で声かけられるもどうぞどうぞと席を立つ。

「おおきになぁ、すんまへん」

関西に来たなぁと思った。

夫婦は京都で降りたがむしろ人は増える一方。その後はずっと立ちっぱなしで大阪まで揺られることとなった。

大阪到着。駅が吹き抜けのせいでどこにいても暑い。暑さに弱い北海道人、これじゃ涼む場所もないなぁ、どうしてこんな構造にしたんだ?と思った。大学時代の同級生と会う約束は随分後だから、とホテルに先に行くことにした。

梅田は迷路と言われているが、さほど苦労もせず1日切符を買って御堂筋線乗車…と思っていたのだが、ホテルが四つ橋線の方が近いときた。おかげで1kmくらい歩く羽目となってしまった。でもそれがあって偶然、大塩平八郎終焉の地に遭遇。特に何かある訳でもないんだけど、ニワカ歴史好きには堪らないサプライズ。これだから無駄足も捨てたもんじゃないんです。

ホテル到着。シングル予約だったはずが何故かツイン部屋。シングル料金で泊まれるからいいけどどうにも広すぎるなぁと思いながら、テレビを見ながら暇を潰すことにした。

◎梅田 飲んで飲まれて口喧嘩

そんなこんなで大阪駅で同級生と再会。1次会はビール片手に適当に食事しながらのんびり過ごしたが、梅田に移動した2次会で言い争いになり、お互いに譲らない飲み比べになってしまった。飲むのはお互いハイボール。グラス6杯くらい飲んだだろうか。悩みとかで痛いところ突かれて意気地になってしまったのだ。ただ初めてといっていいくらいに本音で語り合ったいい時間でもあった。偶にはこんな飲みでもいいか…。代償は相手は終電帰り、私は終電逃してタクシー帰り…高くついた。俺の負けだよ(笑)

◎就寝 泥酔したオッサン眠る

もうヘロヘロになりながら、ホテル下にあったコンビニで購入した茶を飲み、就寝。

友人からヘ〇リーゼ錠貰ったけど明日大丈夫かな、と一抹の不安を抱えつつ、床に就いたのだった。

◎2日目まとめ

新橋⇒小田原⇒熱海⇒沼津⇒静岡⇒浜松⇒豊橋⇒大垣⇒米原⇒大阪

移動距離:554.5km 所要時間:9時間46分

青春18きっぷの旅その2

◎一日目(8月21日 盛岡8:09⇒一ノ関9:41

朝日がまぶしくなってくる頃、私はいわて銀河鉄道からJRに乗り換えるため改札を出た。

そして取り出したのは青春18きっぷ。

(画像引用:青春18きっぷ研究所 https://seisyun.tabiris.com)

ここに1回から順にスタンプが押されていく。盛岡駅、駅員さんに切符を見せると判が押された。

判が押されることに関しては、私の地元がローカル線で自動改札なんてなかったから違和感は無く、むしろ懐かしく感じた。高校時代は定期だったからあまり押される機会は無かったけれども、10代の思い出がふつふつと沸いてくる。そんな望郷の念に駆られながら、駅の階段を駆け下り、次の電車に飛び乗った。

行先は一ノ関。駅名は「一ノ関」だけど市名は「一関」だったりするややこしい所である。時間帯が時間帯だから電車は通勤スタイル、横イスのみ。通勤、移動に使う人でそれなりに混んでいたものの座席を確保、そのまま田園・山岳地帯をぼおっと眺めていた。ボックス席ほどゆっくり出来ないのか、少し緊張。それでも朝が早かったものだから眠気が襲ってくるが、そこを堪えてスマホ片手に通過駅をチェックしていった。

乗車時間が長いものだからダイヤのつなぎを改めてチェックしていくと、一関だけで少し間があることに気づいた。本当は仙台でタンでも食べようかと思っていたが、時間が無いとスルーする方針とした。ここでご飯調達することに決定。

そんなこんなで一ノ関到着。切符を見せるだけで改札通過は定期を使っていたころを思い出した。それと同時に失くせない恐怖を覚えるのだった…。

間があるし少し外に出ようと思った瞬間、襲うのは北海道ではほぼ感じたことのない不快な熱波。そうか、本州はまだまだひどい暑さだった。北海道は時たま暑くなる程度ですぐ涼しくなるというのに…。これからの暑さとの戦いも感じつつ、駅前の像に目を向けた。

…男が三人、阿修羅のように並んでいるシュールな胸像。これは江戸時代、蘭書の翻訳、医学の発展に貢献した杉田玄白の弟子、大槻玄沢とその息子盤渓(洋学・儒学者)、孫文彦(日本初の辞書製作者)の功績を称えた「三賢人像」。岩手が誇る賢者の系譜。これほどまでの功績とは言わないけれど、自分も何か残せるように、苦手なことだけどもコツコツ頑張りたいなと改めて思った。

暑くて敵わないので駅に戻り涼みながら昼飯探し。駅弁を食べたい所だが、これは得てして高いことが多い。それでもということで、一番安かった(それでも900円)の豚南部焼き弁当を購入、切符と一緒に大事にキャリーケースに入れ、次の電車に向かった。

◎一ノ関10:39⇒小牛田11:25

この区間は東北本線でも列車が限られる空白地帯だと思う。電車がスイスイ走れる区間で普通列車のみ、一時間に1本となると接続が難しいのである。でも逆にとれば、一関で休む口実が出来たということだ。1時間休むことにより座席も容易に確保できた。

しかし何故か混む。

ボックスは4人掛けしかないことを把握し、横イスにそそくさと移動。

この区間はそこまで距離が長い訳でもないのと、小牛田での接続が良いことから、横イスでも苦にはならなかった。立っている方が辛い訳だし、どうせ後で立つと思っていたから、ここでの体力温存は大事なのである。

◎小牛田11:40⇒仙台12:27 またしてもガバ発生

小牛田到着後、すぐ向かいの電車に乗る。ある程度席は埋まっていたが横イスをまた確保。しばしの停車時間の後、杜の都仙台へ向けて出発進行。

ここで駅弁開封。

胡麻とタレが食欲をそそる豚の南部焼きが3枚。写真では二枚に見えるが下にある。ボリューム満点の弁当に舌鼓を打ちながら車窓を眺めると瓦屋根と青空、雲、山、田畑…。

そうか、これが日本の原風景なんだろうな。

北海道は雪や寒さの影響か瓦屋根があまり使われていないから、こういった景色を見る度に異世界に来たような不思議な気持ちになる。暑さから切り離された電車内で、そんなことを思っていた。

少しウトウトしながらも駅チェックを進め、仙台到着。地下鉄駅もついでに拾いながら、盛岡仙台間集め切れたかな、と駅メモチェック。…ガバガバだったことに気づく…。

分かる方はピンとくるかもしれないが、私の下調べの甘さから、利府駅、新利府駅が支線であったことを失念していたのだった。仙台駅からチェックすることは叶わず、東北本線コンプリートはお預けとなってしまったのだった…無念。

(赤丸が支線の利府駅、新利府駅。本線は赤線のルート)
(使用画像:Google map)

◎仙台12:30⇒福島13:48 快速仙台シティラビット

乗換時の不快な外気から逃れるように、快速電車に乗る。もう座席は人で埋まっており、立たざるを得ない状況についに追い込まれてしまった。ここが正念場…。本当は仮眠を取りたかったが仕方なし。

快速ということもあり時たま駅を飛ばしながら軽快に宮城県を抜けていく。

横イス席が空いたところで座り、しばし仮眠をとった。意識はしていなかったが流石に疲れたというところか。駅チェックは貯めておいたアイテムで済ませることにした。

◎福島14:19⇒郡山15:07

知ってはいたが、降りた瞬間うだるような暑さ。調べると34℃。先の線路を見ていくとハッキリと陽炎が立ち昇っている。

自販機で買ったポカリスウェットを飲みながら列車をしばし待つ。本州の方々はこんな中働いているのか…。僕には無理だと思った。ごめんなさい。

列車が来たと同時に乗る。まだ電車だから軽快そのものである。そんなこんなで郡山。

…まだ東北。

◎郡山15:33⇒新白河16:12

もう乗換も慣れたものだがここから通学生の帰宅ラッシュ。立つ時間が続く。風景も相変わらず町か山か田んぼ。兎に角移動することしか考えられない。何となく期待していた酷旅っぽくなってきたぞ。

…まだ東北(二回目)

◎新白河16:20⇒黒磯16:44

この区間は短いながら通学生でやはり溢れかえる。そして初めて気動車に乗った。多分パンタグラフ上げて電車として走っていた気がするけど。立ちながら数分、ついに東北を抜けた。

長かった。東北は長い。これでもまだ速いルート。何だかんだ抜けられたが、ここからまだ往く。

◎黒磯16:50⇒宇都宮17:41

栃木を駆ける。ここまでくると田園地帯がどこまでも広がっているような景色に変わる。相変わらず通学生に混じり、疲れたおっさん一人、宇都宮はまだかまだかと思うのだった。

◎宇都宮17:56⇒新橋19:55 (国府津行・上野東京ライン)


ゆっくり出来るなら餃子でも食べたかったが早く床に就きたかったこともあり断念。

遂に最後の乗り換えである。帰路につく背広姿が目立っていた。乗ると同時に席を確保、そのまま各停列車から外を眺めていたが、次第に暗くなっていく。

栃木を抜ける頃には日は落ちていた。淡々と電車は先へ進む。距離の長い各停だったから人の入れ替わりが多かった。談笑する年配の人、車内でPCを開く人、爆睡する人。色んな人がいた。それぞれに一日があったのだ。僕はただ疲れた一日だった(笑)

駅メモで移動区間を確認した。

思えば遠くへ来たもんだ。東北の就活生が上京目指し乗り継いできたような、そんな軌跡だろうか。

上野を過ぎ、東京を過ぎ、ついに今日の目的地、

新橋。改札を出る時が来た。特に驚かれることもなかった。時期だしこんなもんか。

晩飯は駅近くの安い饂飩で軽く済ませ、カプセルホテルに赴く。

室内は空調も効き、過ごしやすかった。外でフランス語?やドイツ語?聞き取れない言葉が飛び交う中、明日の作戦を考えながら眠りにつくのだった。

1日目まとめ

(八戸港⇒)八戸⇒盛岡⇒一ノ関⇒小牛田⇒仙台⇒福島⇒郡山⇒新白河⇒黒磯⇒宇都宮⇒新橋

乗換:9回 移動距離:約650km 所要時間:13時間46分

(その3に続く)

青春18きっぷ旅その1

皆さまお久しぶりです。田村麻呂です。

艦これ二期入りましたね。海域も刷新され、いろいろ思うところありますけども、個人的にはおおむね楽しめてるかなと。強くてニューゲームってのに肯定的だからかもしれませんね。今までも積み重ねを否定された気持ちになるのも自然な事と思いますし、こればかりは人それぞれが楽しみを見出すよりないでしょうかね…

それはさておき、私、一身上の都合により休職しておりました。その時間を使って何か出来ることは無いものかと考え、あることを昨日(2018/8/26)まで遂行してきました。

「青春18きっぷで日本を8割くらい縦断する旅」です。

※この記事はニコニコのブログにも掲載しています⇒http://ch.nicovideo.jp/tamuramaro/blomaga/ar1656675#-

◎青春18きっぷ

帰省で使った等、ご存知の方も多いかもしれませんが、改めて「青春18きっぷ」とは何ぞやというお話です。

原則として以下があげられます。
・全国JRの普通列車乗り放題。一枚購入で一人5日分。
・特急NG、新幹線NG
・私鉄ほぼNG

細かく書くと面倒なのでこれくらいにしておきます。結局何が言いたいかというと

・普通列車にしか乗れない代わりにとてもお得な切符

ということです。

◎利用するときのテクニック

私が胸を張って語れるわけではありませんが、色々なウェブ記事を参考にした結果、良い情報がたくさん転がっていたので一部抜粋。

・特別料金がかからなければ何でも乗れる
新快速急行も乗れちゃう。
・特定区間は新幹線料金が安くなったりする(特定特急券料金)
⇒静岡→浜松などが在来線特急より新幹線の方が安かったりする。また、第三セクターと並走する区間もあまり変わらない値で乗れる。
・フェリーで高跳びする手もある
⇒どうしてもダイヤのつなぎが悪い所を回避する狙い。お金は消費するが宿替わりにも出来るので高い部屋を選ばなければ実質得出来る。

他にもコツはあるみたいですがこれくらいにしておきます。

◎駅メモ(駅メモ! – ステーションメモリーズ!-)

もう一つ。旅のお供に良いスマホのアプリを。以下リンク。
https://ekimemo.com
細かい要素は省きますが、全国津々浦々の駅をGPSを利用して記録できるアプリケーションです。特にこだわらなければ月500円払えば制限なしに記録可能です。移動するたびにどこを通過・訪問したかも分かるので良いお供になるかなと。難点としてはGPS利用によりバッテリーを食うこと。長旅ならば予備必須です。

◎話が長くなりましたが本編:0日目 札幌⇒苫小牧⇒フェリー(⇒八戸)

思い立ったが吉日、しかしながら台風の接近などもあり、慎重にスタート日を決めた結果、8月20日にフェリーに乗る決定。住んでいる札幌から苫小牧まで列車で移動。

この日はこの1回だけということもあり、青春18きっぷの出番は無し。題目に0日目と記した理由はこれ。

寝ぼけつつも、キャリーケース、バック、スマホと共に移動していく。時たま旅をしていると新千歳空港までは慣れたものだが、そこから先へは意外と行かないことが多い。函館に行く時なとはあるかもしれないが。

今回は苫小牧から八戸へ行くフェリーを利用すべく、南千歳からの原野地帯を往く列車に乗った。しかしながら夜に移動したために真っ暗で、植苗駅では何か出るんじゃないかとさえ思える怪しい雰囲気となっていた…。

そんなこんなで苫小牧駅到着。フェリー出航1時間前。あまり余裕が無いと考えた私はすぐ目の前にいたタクシーに飛び乗った。その際横目で見たのは、フェリー行きのバスが発車する光景…。これは無駄遣い…。今後こんな感じでやらかすので文中拾ってみてね。

しかしタクシーは飛ばしに飛ばしバスが着く10分は前に着いた。結果オーライと言えばそうかもしれないが、2割増の時間帯はメーターが止まらない…。2000近く払う羽目となってしまった。まぁしょうがない…。

乗船券を入手し、港内のレストランでじゃじゃ麺を食した後、フェリー内にGO。

取った部屋は雑魚寝部屋。快適とは言い難いがとにかく安い。だから利用することにしたが…正直何か盗まれないかだけが心配であった。ロッカーはあれど鍵の保管は自分自身。鍵を取られては詰む訳だ。何事もなく終わることを切に願うしかないというのがやはり怖い。他人の鼾も、と普通は思うところだが、疲れ切っていたから気にならなかった。それでも一回目を覚まされたけど、少々汗ばむくらいの船内で眠りにつくのであった。

◎1日目:スタート、八戸⇒盛岡

寝不足を感じながら朝4時45分、八戸港到着。潮風を感じながら、さて八戸駅の始発に乗るには…。

駅へいくバスが無い!

ではタクシーか、でも下調べの時に港と駅が遠いことは知っていた…。ついでに腹も痛いが今行かなくては余裕持てない…。

仕方なくタクシーに乗ることにしたがまたもや2割増。5時を回って解消されたものの何と3000円。これでは函館回って青函トンネルくぐって青森泊と大して変わらない金の使い方しちゃってるやん、と反省していたら便意がひどい。苦しみぬいた結果八戸駅に滑り込んだ際トイレ使用不可!あと10分でシャッターが開くらしい…我慢できるのか…?と悶々としていた時、時間前にシャッターが開いた!尋ねる余裕もなく駆け込む私、そして無事解放…。間に合ってよかったが、今後用足しのタイミングを考えないといかん。只々最短で乗り換えようとするといざ列車内にトイレが無い時困るからね。今回みたいにタクシー乗ってるような状況になりかねないのだ…。

うかうかしていると始発を逃す、ということで、料金をチェックする。

八戸の次は盛岡、なんてのは当たり前に近い、と思っている。海沿いは久慈以降三セク地帯が長いからだ。しかしながら八戸から盛岡へ鉄道で行く時、青春18きっぷが使えないのである!三セクと新幹線しか通っていない為である…東北本線…。

料金を確認。三セクと新幹線では1000円しか違わない。勿論到達時間も言わずもがな。

しかし三セクの駅を新幹線乗車で全て拾えないことは経験済み。折角旅するなら埋められるところは埋めたいし、ここはあえてゆっくり行ってみよう…と言う訳で三セクを選択。1000円とはいえ今後のことを考えて少しは値切りたい。

駅近くのコンビニで買った普通のおにぎりを駅ホームベンチで食べながら電車を待つ。地元民に紛れるくらいでいい、紛れていないんだろうけど。一人旅はそういうところがあって、好きだったりするのだ。

午前6時9分。私の電車旅、始まる。

三セクとはいえ元は東北本線、バリバリの電化区間。速度は軽快そのもの。ノロノロさは全く感じないまま、山を、田園地帯を抜けていく。青森県を抜け盛岡に近づくと共に学生が増加、八戸ではガラガラだった椅子は埋まり、立ちながらスマホをいじる学生たち。スマホを持っていない頃は違和感を覚えていた私も駅メモに釘付けであり、違和感の仲間にすっかり溶け込んでしまった。持つと変わるものだ。

7時58分、盛岡到着。ここからついに青春18きっぷの出番である。ついにスタンプが押される…ようやく始まるんだな、と不思議な高揚感を覚えていた。(その2へ続く)

20180617@函館(1)

皆さまこんにちは。

先日、函館に行ってまいりましたので、備忘録がてら写真と共に記したいと思います。

朝8時30分頃、スーパー北斗に乗車。

今回の旅の目的は、何度か行ったにも関わらず訪れる機会が無かった五稜郭タワーに赴くことと、夏競馬の観戦でした。少し寝不足気味という、修学旅行前日の少年のような心持ちで車窓を眺めていました。朝食は札幌駅地下、朝マックの裏メニュー。裏なのに堂々と店頭宣伝しているのはこれ如何に、と思いましたが、ソーセージエッグマフィンはやはり美味しいです。ジャンキーなの、好きなんですよね。

スーパー北斗@函館駅

0キロポスト@函館駅

そうこうしているうちに函館到着。函館駅は終点駅にして0kmポストがあります。実は札幌から苫小牧は千歳線、苫小牧から長万部は室蘭本線、長万部から函館は函館本線と、3つ路線を経ているんですよね。そう思うと面白いかな?

昼時にちょうど到着したので、飯を食べることにしました。市電に少し揺られて千歳町。目当てにしていた店は逆方向だったことに気づき落ち込みましたが、目の前にあった吉田商店に赴きました。

改修前の古き良き駅票@函館市電千歳町駅

札幌に有象無象あるのにわざわざ函館でスープカレーもなぁ、と思った自分は食べ終わったときにはいませんでした。美味かった。調子に乗って辛さを少し足して、辛さに弱い自分はノックアウトされかけましたが、その辛さの中にも深いコクがあって大汗をかきながらでも食べ続けられます。トッピングは野菜系をチョイス。大根とか珍しいのではないでしょうか?でもしっかり合うんですこれが。このタイプは初めてかもしれない…出会いに感謝。ラッピや五島軒もいいけど他の名店を探すのも吉かもしれませんね。((2)に続く)

スープカレー@吉田商店

20180617@函館(2)

さて、腹も満たされたし、上着を脱ぐには少し肌寒いくらいでも辛さに火照った体にはちょうどいい。競馬も賭けたいレースまで時間がある。また市電に乗って五稜郭に赴こうと考えました。

そうして市電に乗り込もうとしたとき、着いた列車は満員。ギリギリの位置で入って息苦しさを覚えながらも、五稜郭公園前で下車。これを目当てにする人はやはり多く、思ったよりスッと降りることは出来た。

降りた先の交差点の角、大道芸人?が芸を披露していた。時間を確認、ずっとは見られないが少しだけ見ていくことにした。

行っていたのはサイコロ立て。原理は良く分からない。でもスッスッとサイコロを円筒に仕込んで数回カチャつかせた刹那、ビタッと手を止める。ゆっくりと筒をあげていく。風が邪魔して中々開けられないが、慎重に筒をあげていき、現れたのは10個縦に連なったサイコロ。悪いコンディションの中でも成功、拍手喝采でした。

次にディアボロというジャグリング道具の芸を披露。サイコロなど一連の芸で疲れたか失敗もされていましたが、それを茶化す技術も流石でした。エンターテイナーの凄味を感じながら五稜郭公園へ足を延ばしました。

サイコロ立て@五稜郭公園前駅

五稜郭公園到着。上から見てみようと、五稜郭タワーを訪問。入場券を購入し、切符割の跡が星型なのをなるほどと思いながら、展望台へ。

エレベーターの扉が開いた先、初めての五稜郭が眼前一杯に広がっていました。周りの家と比べると、やはりでかいなぁ…。土方歳三像などの館内展示などを拝見しながら、タワー下に広がる五稜郭と街並み、海の景色を楽しみました。

一通り館内を回って、タクシーに飛び乗って行くのは競馬場。いざ勝負の時です。((3)に続く)

20180617@函館(3)

競馬場。タクシー車内で運転手のおじ様と競馬談義で花が咲いてとても良い気持ちで入場するも、人の多いこと。開催2週目+G3重賞デーということもあるか。

上の写真ではあまり人がいないように思えますが、中は熱気に包まれていました。

賭けたのは函館10~12Rの3つの競走。このうち11Rは函館スプリントS(G3)。当日の目玉競走です。

本命二番手三番手までの単複とヒモ含みの馬連ボックス(11Rのみ)・ワイドボックスを握りしめてレースを観戦します。

※ボックス馬券:選んだ馬の数分組み合わせを全て買う方式。馬連ワイドの場合は選んだ馬の数から2つ選んだ組み合わせの数分、ということになります。

例:馬連ボックスで7頭選んだ場合、その中から2頭選ぶ組み合わせの数は7C2=21通りですから、全部100円賭けで馬券は2100円となります。

パドック コース正面 函館山と競馬場

10Rは伏兵に足をすくわれ本命も複勝止まり。ワイド爆死。早くも大損の気配。

メインの11R、馬連を追加して勝負。応援していたセイウンコウセイが意地の激走。G1馬の復活+単複的中に喜びながらも、馬連を外しまたも損。今日の損確定ですが最後まで観戦してこそ。

12R、力と血統で応援した二番人気が優勝、的中。さらにワイドも全的中。いくらか盛り返すことに成功しました。

結果少し損で終わりました。12Rで馬連買ってれば、というのは後の祭り。これも競馬なのです…馬連は軸で買う方が良さそうですね…今後の糧としましょう。次はプラスにするぞ!

レースとは別に、キタサンブラックの展示も拝見しました。去年まで競馬界の主役、オーナーの北島三郎さん悲願のG1馬ということで広く話題になりました。本物の賜杯の数々を拝見できたことは貴重な体験となりました。特集売店もあり、形残る人形を購入することに。

菊花賞 天皇賞春'16 ジャパンカップ 天皇賞秋 キタサン人形

そんなこんなで楽しめた満足感と共に帰路へ。それこそ修学旅行を終えた学生のように車内で爆睡していたのでした。(終)

また旅をしたら写真と共に記していきたいと思います。また拝読していただけたら嬉しいです!