20240525_日記

ウマ娘映画鑑賞レビュー

この記事は、先日公開された「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」を観に行った感想記となります。ネタバレが嫌な方はブラウザバックでお願いいたします。以下「ネタバレ注意!」エリアをクリックすると、私なりに書き連ねたレビューを購読できます。

ネタバレ注意!

最高だうおおおおおおお!ありがとうウマ娘!ありがとう全ての関係者の方々!ありがとう!

最the高な点を挙げていきます。

  1. ストーリーが重厚かつ熱い
    • 映画化ということで、相当のプレッシャーがあったと思います。特に酷い結果だとすぐにネタバレが横行してしまう昨今だから猶更です。それを、少なくとも僕は覆してくれたと思います。ターニングポイントにキッカケを散りばめながら、ブリリアントカットのように広がっていく群像劇が、プリズムに引き寄せられて一つの大きな束として、「2001年世代の大波・世紀末からの世代交代」を見事に体験させてくれました。ポイントとなるレースシーンは、ひたすら勝利を追い求めるサラブレッドの宿命を熱く彩ります。残酷だけど、美しい青春のぶつかり合いの迫力に注目です。

  2. 「アグネスタキオンという存在」への解答が150点(個人的採点)
    • ありえた未来はすべて幻、でも確かに4戦そこにいた超光速の粒子、アグネスタキオン。CMに抜擢される程度には、過ぎ去った時を惜しまれる本馬のストーリーは、ゲームでも展開されていますが、映像作品としてどう表現されるのかと思っていました。
      150点でした。
      前半、圧巻にして絶望的な強さを見せつけるタキオン。
      そして、唐突に引退して、同期の心を揺さぶりました。
      奥底の魂が先を駆けるタキオンを創ってしまい苦悩するポッケ。
      存在、理想があまりに遠すぎて、悩むことすらままならないダンツ。
      「あの子」に最も近づいたのに突然いなくなってしまったことに悲憤を隠せないカフェ。
      そして後半。自分の可能性を突き詰め、壊れ、「これでいい」と諦め、しかしもどかしさを覚え・・・ジャパンカップでようやく気づくタキオン。

      自ら成さなければそれは私の成したことにならない。
      自分の代替品は私ではない。
      私が思うがままに走ることも、ウマ娘の可能性のその先への証明に必要なのだと。

      物事って諦めることは簡単なんですけど、未練とか後悔とか、必ず後ろからやってくるものです。それが本当に息苦しくて堪らないのです。そこから「走る」ことで引っ張り出してくれた同期達は、アグネスタキオンを大いに救い、導いたことでしょう。俗論ではたどり着けない真理を、走り続けることに見いだせたのは、タキオンもそうですがフジキセキやポッケの呪縛も解き放ったターニングポイントだと思います。

  3. サプライズ要素、探す要素という癒し
    • 重厚なストーリー展開にところどころ遊び心を挟むのも、テンポが良く飽きさせないいい展開だったなと思います。いろんなキャラがそこかしこにいたり、解説陣が某競馬番組と野球選手だったり、表情などもコミカルになったり。。。キャラクターおのおのの心理状態がよくわかり、かつ躍動感にあふれる作画に惹きつけられました。

  4. レースへの、競馬への熱い思いとリスペクト
    • ひたすらまっすぐな気持ちで走り続けるポッケを軸にしたのは正解だったのかなと思います。なにせ年度代表馬ですからね。席巻していた古馬たちを撃破した最強格の馬でしたね。レースはひたすらアツいです。もちろん重苦しいのもありますが、それはポッケが呪縛にとらわれていたことの裏返しでもあります。悩み苦しみ、最強とは何か?を自問自答しながら、幻影に苦悶します。
      これらを乗り越え、タイトなスケジュールからジャパンカップを制し、覇王テイエムオペラオーの斜陽とともに、菊花賞出走からジャパンカップを勝った唯一の馬となりました。(エルコンドルパサーは〇外で菊花賞不参加かつ天皇賞秋も不参加。ジェンティルドンナとアーモンドアイは秋華賞から)
      有馬記念はやりませんでしたが、マンハッタンカフェが勝ち、オペラオーがついに馬券外となり、新時代の扉は開かれました。1999年世代はトップロードが「これから」もう一花咲かせていきます。
      終始、モチーフ馬や、陣営に対するリスペクト、当時の雰囲気の再現などが豊かに盛り込まれていると感じました。

  5. 末筆
    • 新世代の鼓動で競馬は終わりません。綿々とした大河ドラマです。次に控えるのは01世代の斜陽であったり、〇外の快進撃であったりするわけですが、あえてがつがついうのも野暮というものですね。これからどこの世代にメディアスポットが当たるかどうかも楽しみにしたいですね。どの世代も多士済々なのはいうまでもないですし、ダートも面白そうですね。
      とにもかくにも、最初難産で、いつリリースするかもわからないまま数年たったコンテンツを、ここまで感動的作品に育ててくれた関係者各位、協力いただいた関係者各位に本当に感謝したいです。一トレーナーである私も、ウマ娘、そして競馬、引退馬事業の発展にわずかでも寄与できればと思う次第です。


今週は、日本ダービーです。無事に全頭がゴールできますように。。。

tamuramaro

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