祖母が93歳になった
ここ数年心臓が弱っており、今日を迎えられるかというところでしたが、よかったです。ちょうどコロナの狭間の時に帰省したかいがありました。AMAZON経由で実家に送ったお菓子をおいしそうに食していたと母から連絡があり、嬉しかったです。良くも悪くも昭和なタイプな人で嫌に思うこともありましたが、母の手なしに用を足せないくらい弱った姿を見ると流石に心に来るものがあります。覚悟はつきましたが、介護を欠かさない母の強さをひたすらに感じました。私にはできません。両親には伝えてありますが、結局やることになるのかもしれないなとも、思います。アポトーシス。死の次の新たな生を祈りつつ。
競馬
東海Sはドンピシャ、AJCCは0。というわけでトントンです。去年もそうだったのですが、1月は頑張れ馬券が結構当たってくれます。見立てがハマると嬉しいものです。しかし、馬はみんな頑張っている。微力ながら、オケラ覚悟で今後も応援したい馬についていくつもりです。別のやり方もあると知りながら、馬券を買うあさましい男です。すみません。
ワグネリアンの訃報はひたすらに悲しかった。ダービーのときを思い出す。
ピンク帽。
皐月賞の惨敗。
絶好枠を引いたダノンプレミアム…。
金子オーナーの勝負服に野路菊Sの鮮烈な末脚、父ディープインパクトを重ねたあのころ。
ダービーも末脚勝負になるのだろうが、弥生賞で勝負は決したと思っていた。
そうなると大外枠は確かに人気しないよな。
せめてもう少し内側なら…
東スポ杯のような…
そう思いながら札幌競馬場のモニター画面を眺めていた。
僕はダノンプレミアム-ワグネリアンを含めた馬券を買っていた。
結果は、0円だった。
なんかコズミックフォースが忘れられず、エポカドーロ軸にすればよかったなぁと思うもつかの間。
ワグネリアンと福永ジョッキー、陣営はとてつもない印象を残してくれた。
腹を括って先行し、折り合いをつける。
ハナ切って粘りこむエポカドーロ、最内がたたったかイレ込んだか内から伸びきれないダノンプレミアム。
それらを王道の先行突き抜けで勝ち切った。
あのとき、まだキングヘイローは存命だったと思う。
真っ先に、98年ダービーの映像が蘇る。
致命的な怪我で福永洋一ジョッキーはダービーの情景を取る前に沢山のものを奪われてしまった。
その情景への夢は、息子に継がれたが、1998年はあまりに若すぎた。
2013年は、キズナの前に寸前で絶たれた。
それを乗り越え、情景をくれたのが、ワグネリアンだったのだ。
競馬場がとても暖かい歓声で溢れていた。
ダービー馬が云々と言われることは往々にしてある。
「運のいい馬が勝つ」と言われてしまうこともある。
ただ、あの瞬間、東京11R芝2400で、ワグネリアンは世代一強い馬だった。
これは、間違いない事実だ。
中々勝てない時期が続いたが、掲示板に乗ることはしばしばだったから、どこかでまた花開いてほしいと思い、馬券はほぼ買っていた。(富士Sはびっくりして買えませんでした。ごめんね。)
ジャパンカップシンガリで何かあったかと心配したのだが、悪い方に予感は当たるものだ。
夢の続きを、もっと見たかった。
とてもつらいが、生きとし生けるもの、知らぬうちに死は忍び寄るものだ。
みな、荼毘に付され空へ上るか、土に還るか、だ。
寒空の中、せめて眠る土があたたかなことを、祈る。
ありがとう、ワグネリアン。